院長のひとりごと コラムcolumn

民間療法の効果!? ショウガの効き目!
更新日:2019/10/16

仕事柄、毎日のように風邪の方が受診される耳鼻科ですが、季節の変わり目には老若男女を問わず受診者が増えてまいります。目の前でくしゃみをされたり、ちょうどその時自分が息を吸うタイミングだったりすると「あ、これって今もらった瞬間かな?」などと内心思いつつもそのまま診療を中断することなど出来ず時は流れるのでした。そのため私も年に数回のどの痛みや鼻水など風邪をひいていました。

ちょうど1年ほど前、テレビ番組で酢にショウガのみじん切りを漬けこんだ「ショウガ酢」なるものが取り上げられており、ショウガに含まれる「ジンゲロール」という物質に殺菌作用があることは知っていましたが、どうやって毎日ショウガを摂取するのか?について自分の答えが見つからなかったことから、その番組を見た時に「あ、これだ!」と直感的に思ったのです。番組内ではサラダや生姜焼き、納豆にみそ汁など何にでもかけて摂取するというやり方でした。これならいけそう!と早速お酢とショウガを買ってきて作ってみました。作り方は何とも簡単。お酢(クセの少なさからリンゴ酢がお勧め)1本と、ショウガ1~2塊をフードプロセッサーにて粗みじん程度にし、瓶に混ぜるだけ。翌日より食べて頂けるとのことでした(最後に再度レシピを掲載します)。

翌日より食事の度色々なものに混ぜて食べ始めましたが、1週間も経つと食事の際わざわざ出してかける作業自体が面倒臭くなってきました。普段ならここで飽きてしまい終了していたことでしょう。何ともたまたま、それ以前より「レモン酢」なるものを始めており、これを毎朝ジョッキに水で割って飲んでいました。因みにレモン酢を始めたきっかけは体重が減るらしい!という甘い言葉につい釣られて始めたもの。本来のレシピは酢(リンゴ酢)とレモンの輪切り、氷砂糖だったと思いますが、砂糖を摂取して何で痩せるの?という素朴な疑問と、腸内環境に良いようにという勝手な思いつきでオリゴ糖に変更し夏前から始めていました。なので毎日酢を飲むという習慣がついていたので、レモン酢にショウガ酢を混ぜて飲むという方法へシフトしてみたのです。大さじ1杯ずつ混ぜた酢のカクテルはお世辞にもおいしいとは言い難く、しかし日々飲んでいるうちに慣れてしまい私にとって飲むという方法はすっかり習慣化してしまいました。

ふと気づくと約1年、全く風邪をひかず今年の9月中旬に久々のどの痛みを伴う風邪をひいたのでした(1年ぶりとはいえ風邪はひいたのでショウガによって永久に風邪をひかなくなるというわけではないのでしょうが…(笑))。 (さらに…)

ラジオの週録(教えてドクター)に行ってきました!
更新日:2019/07/07

 73RADIO BERRYFM栃木へ「教えてドクター」のコーナーの収録に行ってきました。6月下旬にお声がけ頂き、翌週に収録に至るという飛び道具的なスケジュールでしたが、意外と何とかなるもんですね(笑)。

 

 今回、最近話題の「睡眠負債」と「睡眠時無呼吸」についてお話しをさせていただきました。

 「睡眠負債」はNHKスペシャルで取り上げられて以来、関心が高まり、言葉自体もかなり浸透してきているのではないでしょうか。因みに睡眠負債とは、「慢性的な睡眠不足が借金のように積み重なり、心身に悪影響を及ぼす可能性のある状態」を指し、スタンフォード大学のデメント教授により提唱された言葉です。日本人は全ての世代において世界有数の睡眠時間が短い国。この日々の睡眠の借金がコツコツと何十年も積み重なった結果、様々な病気を引き起こしたり、発症年齢を早めると言われています。最近のトピックスは「睡眠負債と認知症」。脳に蓄積した老廃物が脳機能を障害し認知症に至ることは既知の事実ですが、リンパの流れが無い脳内ではどうやって老廃物を排泄しているのだろう?と長年よく分かっていませんでした。ただ、どうも寝ると老廃物は排泄されるよね!という事だけは分かっており、その仕組みがやっと最近解明されてきました。実は脳内のグリア細胞という細胞が就寝中に小さく縮小することで脳脊髄液の流れが速まり、その結果老廃物を静脈へ押し流す!ということのようです。これこそが唯一の効率的な老廃物の排泄方法で、寝るだけで脳内が清掃されてしまう、まるでお掃除ロボットのような仕組み。ヒトの身体はまだまだ神秘に満ちた未知の領域がたくさんあります。たった一晩徹夜するだけで脳内には老廃物が多数溜まり、それにより低下するパフォーマンスの程度は、血中アルコール濃度が0.1%の状態に等しいと言われています。酒気帯び運転の基準は呼気中アルコールが0.15mg/L。血中アルコール濃度に換算すると0.03%だとか。つまり、たった一晩の徹夜状態で酒気帯び運転以上に判断能力を低下させていることを意味します。しかし、それもただ「寝る!」ことによって老廃物が排除され、まるでゴミ屋敷のようだった脳内がきれいに清掃されるのですから皆さん、「十分寝る!」って想像以上に大切だってことが何となくご理解いただけたでしょうか。 (さらに…)

ネット社会と睡眠
更新日:2019/05/12

令和を迎えたこのゴールデンウィーク、10連休の方もいらっしゃったかと思いますが、皆さんいかが過ごされましたでしょうか。

電子カルテや検査会社など当院に関連する各メーカーさんが全てお休みになるとのことから当院も9連休を頂戴しました。これだけの休みはなかなかとれないことから折角のこの機会、中国は深センへと視察ツアーへ行ってまいりました。

赤いシリコンバレーと称する深センの街は香港に隣接し30年前は小さな漁村だったものが、今ではITや遺伝子など研究や教育、また様々なイノベーションなど先進的な街へと大きく変貌を遂げています(しかも途上にある!)。わずか3万人だった人口も1300万人へと膨れ上がり企業の高層ビルが立ち並んでいます。
今回、その中で睡眠医療の点から考えて非常に興味深い企業からのお話しがありましたのでご紹介したいと思います。

中国では現在キャッシュレス化が急速に進んでおり、現金お断りの店も多数出現、無人コンビニも試験運用が開始されました。つまりそれだけ中国の電気事情が安定していることを示しているのでしょう。そしてキャッシュレス化の最大要因は偽札対策にあるようです。
11月11日を中国では「独身の日」とやや皮肉を込めて呼んでおり、日本のニュースでも取り上げられるアリババというネット通販会社のイベントにて数十兆円に及ぶネット販売祭りのようなものがあります。その11月11日を創業日とするテンセントというゲーム配信を主な生業とする会社(日本では若者に人気のTikTokという15秒程の動画配信サイトが有名、その会社を参加に擁している)の講義内容より、IT企業のネット社会への興味深い考え方、とらえ方をお聞きしましたのでお伝えします。 (さらに…)

「花粉症と初期治療!」
更新日:2019/02/11

いよいよスギ花粉の本覚飛散が目前となってきました(2/11現在)。既に症状が出始めた方からいつも2月後半から症状が出る方まで皆、症状の出方は様々。宇都宮近辺は例年2月20日前後からスギ花粉の本格飛散が開始します。

今回は
スギ花粉飛散開始日と症状の出現
治療の開始時期 ~初期治療について~
花粉症の治療
民間療法や代替療法(鼻うがいやアロマコロン)と防御の併用
と盛りだくさんでお届けします!

 

・スギ花粉飛散開始日と症状の出現

これは花粉を測定する装置があり、これにより1㎠あたり1個以上の花粉が2日以上続けて観察されると花粉の飛散が始まった!と環境省より発表されます。これを契機に日々花粉量は一気に増えていくことから多くの方がスギ花粉に暴露され、花粉症の症状が出現するのです。しかし、飛散開始以前よりわずかながら花粉は飛び始めており、花粉に対する感受性の高い方はその時期から症状を認めるようになります。 (さらに…)

セミセルフレジを導入!
更新日:2018/12/24

 今年も残すところあと僅かとなりました。来年は新元号に変わる年でもあり、いよいよ次の時代の幕開けです。

 

 そんな中、当院でも今年9月に新しい機器を導入致しました。最近ではスーパーマーケットやレンタルビデオ店、大病院などでもかなり導入されてきましたセルフレジ。これを今回導入しました。

 耳鼻科はお子さんと高齢者の受診が多い診療科。導入するのはいいもののご高齢の方は操作できるのだろうか?と一抹の不安を抱きながら開始に踏み切ってみたところ、心配どころか皆さんフツ~にタッチパネルを操作されているではありませんか。上述のとおり、すでに様々な施設で導入されているものですから皆さん、もう慣れてらっしゃるんですね()。会計のみならず、回転ずしや他の飲食店でもタブレットから注文することはもはや日常的なのですから尚更でしょう。さらに当院で導入したものは画面に金額が表示され(この操作はスタッフが行っていますが)お金を入れて頂き、「おつり」ボタンを押す程度なので、巷のものより更に簡単な操作であることも問題なく開始出来た理由かもしれません。そしてスタッフに確認すると皆さん結構楽しそうに操作されているようです。「会計だけ大学病院みたいだねぇ!」と嬉しそうにおっしゃっていた方もいらっしゃったそうです。

 

 このようにインパクトとしても好印象を得られたようですが、当然他にもメリットがございます。電子カルテを導入して約10年が経過しましたが、これと連動しているため電子カルテ内で会計入力が終了すると、そのままセミセルフレジに会計が終了された方のお名前が事務室側のモニターに並んでいきます。その患者さんのお名前を押すだけで内容が表示されますのであとは患者さんをお呼びし、待合室側のモニターに金額を表示するだけ!と会計までの時間が短縮されました。 (さらに…)

インフルエンザと睡眠
更新日:2018/11/04

インフルエンザに限らず風邪をひいたり体調を崩したりした時、誰しもが薬を飲むだけでなくしっかり寝て体調を回復させていることでしょう。では、なぜ寝て治すのでしょうか?

体内にウイルスや菌などの病原体が入り込むと、これと戦うため免疫機能が活発になります。実はこの免疫機能、睡眠と互いに大きな影響力を与えあっているようです。病気に対し睡眠は免疫機能にあらゆる武器を送り込み戦闘力をアップさせます。一方の免疫機能は病気の身体に対し「寝ろ!」という命令を下します。これにより「寝る」という戦闘フィールドにおいて「免疫」という戦闘力は力を最大限に発揮することができ、病気と相対するのです。よって、「寝不足」という状況がそこに存在すると戦闘力は一気に減少し病気に打ち克つことが出来なくなってしまうのです。 (さらに…)

道路交通法改訂と睡眠障害
更新日:2014/10/08

平成26年6月より道路交通法が一部改訂されました

では、いったい何が変わったのでしょうか?

→それは、運転免許の交付や更新を拒否する理由として、一定の病気の方を的確に把握するための法的整備がなされました。その中の1つとして、

重度の眠気を呈する睡眠障害」という項目が含まれています。

 

*ちなみに睡眠障害とは睡眠時無呼吸症候群を含む睡眠障害国際分類第2版に掲載されている80以上の病名をさします。

 

具体的な改訂点は以下のとおりになります。

1.運転免許証の取得や更新時、重度の眠気がある(あった)にも関わらず故意に

  公安委員会の質問表に『いいえ』をつけた場合、罰則の対象となることがあります。

 (懲役1年以下、もしくは罰金30万円以下とかなり重い罰則!)

2.眠気の自覚があるにも関わらず診断、治療を受けていない場合、免許証の交付や

  更新が保留されることがあります 。

 (診断、治療を開始されるまで約3か月を目途に保留されるようです。眠気などの自覚がありながら先延ばしにされている方や、それにより事故を起こされた方などが対象となるのではないかと思われます。慌てて病院を受診し、「すぐに診断をつけてほしい!」と仰っても、検査予約の都合ですぐには出来ない事が予想されます。このような事態となる前に受診されることを是非ともお勧めします!) (さらに…)

建て替え工事始まる…!
更新日:2014/09/20

解体工事

 平成19年に旧幸仁会医院より承継させていただき、たかしまクリニックとしておかげさまで8年目を迎えました。引継いだ診療所の建物は昭和41年に建設されたもので、老朽化に伴い年々メンテナンスの箇所は増え、いよいよ抜本的対策を講じる必要が出てまいりました。

 昨今流行りのリノベーションで建物本体を残すか、解体のうえ新しく建替えるか専門家の意見を聞きながらあれこれ悩み、検討した結果、建替える決断をしたのがおよそ2年前のことでした。そこから建物の展示会や展示場巡りなど経て、今回お願いした建築士さんと出会うことが出来ました。

 建て替え中、クリニックを休診にするわけには参りませんので現状の建物を減築のうえ新しいものを建てる方向で設計を進めていきましたが、どうにもまとまらず、試行錯誤を繰り返しているうちに幸いにも隣地を譲っていただく運びとなったことからプレハブの仮設診療所を設置し、現在のものをすべて取り壊し建替える方向へ舵をきることとなりました。

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BREXプレーオフ進出!
更新日:2014/05/02

tabuse

 栃木のプロスポーツチームの1つであるバスケットボールチーム、「リンク栃木ブレックス」が4シーズンぶりにプレーオフの進出を決めました。

ブレックスは北海道レバンガと同率3位で最終戦を迎える熱い展開となり最終戦、ブレックスが勝てばプレーオフ、負けてレバンガが勝てば4位後退でプレーオフを逃すといったプレッシャーの中、清原体育館で行われたホームゲームはほぼ満員で熱気にあふれていました(因みに両チーム共に勝ち、共に負けの場合は直接対決時の得失点差でブレックスがプレーオフ進出)。 結果、ブレックスは83-73で千葉ジェッツに勝利し、レバンガも日立に勝利するも上述の如くブレックスのプレーオフとなりました。

(さらに…)

節電の夏、グリーンカーテン
更新日:2011/10/06

節電の夏、グリーンカーテン 今年は震災後の計画停電に始まり、夏は節電に終始した夏でした。この冬は夜の電気需要がひっ迫するのでは!という声も聞こえますが、とにかく流行語大賞にノミネートされるのではと予想されるほど「節電」という言葉を聞かない日はない夏でした。
当院でもこの夏、昨年比で約30%の電気使用量の削減に成功をすることができました。
(但し、かなり蒸し暑い中ガマンして職員一同仕事した時期もありましたが・・・!) (さらに…)